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【大河ドラマ】真田丸 第38回「昌幸」感想 偉大な戦国武将が死んだ

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草刈正雄さんがイベントなどに多数出席しているため、思ったよりも昌幸ロスにならなかったaoikaraです。もちろん寂しいですけれどね。

というわけで本日のテーマは

 

真田丸 第38回「昌幸」感想

 

です。

許さない家康。老いていく昌幸。

 九度山で暮らす昌幸と信繁(堺雅人)一行。信之(大泉洋)は家康(内野聖陽)へ赦免を願い出るものの、依然として許さない家康だった。一方、春(松岡茉優)はきり(長澤まさみ)の姿を見て思うことがあるようで…。死期を悟った昌幸は信繁にあるものを託す。

 

というストーリーでした。

 

今週の面白かったシーン

  • 呆ける景勝(遠藤憲一)、久しぶり!直江(村上新悟)も久しぶり!
  • 服部半蔵、2代目なのに前と同じ人(浜谷健司)!伊賀越え懐かしいな…なんて思いを馳せてしまいました。

 

今週の真田家

  • 信繁「おまえはいっつもいるな」
    きりちゃん「(あっかんべー)」
    →もうこうなってくると腐れ縁ですね。
  • まさかの佐助(藤井隆)→きりちゃんの恋愛模様!?何に対しても「素破(すっぱ)ですから」。絵がうまいのはさすがに関係ないよね。
  • 昌幸からもらった幸の文字を捨てた信之。それに対して父は信繁に幸の字を使わないか提案する。
    昌幸「真田幸…信繁とか?」→それはないよ!っていうことがあるから幸村って名前が残ってるのかな。
  • お母さんこと薫殿(高畑淳子)、ああおいたわしい→あれ菓子食べてる→起き上がるほど元気じゃないか!
  • 母・姉(木村佳乃)「私たちで赦免を訴えましょう!」
    嫁・小松姫(吉田羊)「なりませぬ!」ビシッ!
    母・姉「そんな風に言わなくても…」「ねー」
    信之「(おろおろ…)」→お兄ちゃん頑張ってよー!いや、頑張ってるんだけどね。やっぱり真田家のほっこり担当だから仕方ない。

 

真田家のシーンが多くて、切ないはずなのにほっこりしました。やはり真田の人たちは明るくてステキですね。

 

信繁本妻・春、ヤンデレ化

いやー怖かったですねー。石田三成(山本耕史)に勘違いしていたときから「この子はなんかやらかしそう」と思ってましたが、盛大にいろいろとやらかしてました。それでは、一挙にどうぞ。

 

真田の里のことを話す信繁&きりをじー…

九度山の暮らしはまるで真田の里のようだと、思い出を語る信繁ときり。そのときは「梅ちゃんもいたしね」と語って、なんとも言えない空気にするところが実にきりちゃんらしいですね。

 

なんだかイチャイチャ(きり視点)しているところに、そっと後ろから覗くのは…

 

春ちゃんだーーーー!!!

 

なんだかぞぞっとしました。これが序章に過ぎなかったなんて…。

 

薪割りをズサッ!

薪割りを頑張るけれど、城暮らしが長くて力が出ない春ちゃん。頑張っているけれど、なかなか薪が割れません。そこへきりちゃん登場。

 

「源二郎様にお願いしたら?」と至極まっとうなアドバイスをしますが、「これは私の仕事です」と譲らない春ちゃん。「腰を使うのよ!」と怪力で薪を割るきりちゃん、さすがですね。

 

そこへ春ちゃんは梅と自分は似ているのか尋ねます。きりちゃんは「うーん、2人ともあたしみたいにあか抜けてないところが、源二郎様は好きなのね」と褒めているんだかけなしているんだか、よくわからん言葉を残します。

 

きりちゃんが去った後に、春ちゃんは斧をズサッと投げ捨てて、ひいいいい!怖いです。

 

(きりには)負ける気がしないから

春ちゃんは信繁に悔しいと打ち明けます。信繁はきりちゃんが余計なことをしたと思って里へ帰すことを提案しますが、春ちゃんは「違う」と。きりちゃんには別に「負ける気がしない」のだそうです。相手にされてない(笑)

 

障子ぷすぷす…

春が打ち明けたのは梅のこと。信繁の心のなかでずっと生きているから叶わないと。そして指で障子にぷすぷすと穴をあけていきます。ぎゃー。恐怖の音でしかない!信繁がぎゅっと抱きしめて安心しているようでしたが…。

 

他にも子供に梅と名付けようと提案したりとか、ヤンデレ素質がありすぎよー。予告で障子の穴も増えてたし。信繁の周りはどうしてこうきりちゃんとか茶々(竹内結子)とか、怖い女ばかりなのでしょう!

 

ナレ死した重要な登場人物の方々

今回は昌幸の死がメインテーマでした。しかし、ナレーションで死を説明された重要人物たちもいました。

 

良きじいじ、良き舅、良き家臣…最後までもののふだった本多忠勝

自身の娘の子だけではない孫にも平等に接する優しさがあって、本当に忠勝(藤岡弘、)は良い人、良きじいじですね。信之にとっては、最初こそ恐怖しかなかったけれど信頼してくれる良き舅、小松姫にとっては良き父親でした。

 

そして、隠居しようとすれば家康に止められるほど良き家臣。隠居したくなった理由も自分が初めて手傷を負ったから、というのも実に忠勝らしかったです。

 

ナレーションで死を片付けられてしまいましたが、本当に重要な人物でしたよね。やっと優しくわかりあえてきたところなので残念だなぁ、なんて思ってしまいました。

 

意外といい奴、加藤清正

加藤清正(新井浩文)は、当初信繁殺そうとするめっちゃ怖い人!って感じでした。しかし、三成にはあんなに拒否されていたのにわかりあおうとしていたし、見るたびに「悪い人ではない」「いや、むしろ良い人」と思えてきました。

 

三成が蟄居前にごにょごにょと清正に話していたのは、豊臣と秀頼のことを託していたから、というのもアカされましたね。秀頼を守ろうとする気持ちが前面に出てて本当にステキでした。

 

しかし、結局それが徳川にとっては鬱陶しくてこっそり暗殺されてしまいました。実際に調べてみると、徳川に暗殺されたという説はあるそうですね。だとしてもナレーションでもあっけない最後は切なかったです。

 

家康はどれだけ昌幸を嫌ってたんだ、の赦免コント

さてさて、九度山から上田へ帰りたい昌幸と信繁。家康が征夷大将軍に任命されたと言うことで、これとない赦免の機会だろうと昌幸は意気揚々。信繁は信之に本多正信(近藤正臣)に頼んでみてくれ、と書状を送りました。

 

北条と真田の話し合いのときも、信繁に助け船出してくれたし、たしかに正信はやさしいです。狸なことには変わりないけれど。実際、家康に真田の赦免について願い出てくれました。しかし…

 

家康は固く拒否。

 

相当真田が嫌いなのでしょうね。その2年後、秀忠(星野源)に征夷大将軍が譲られます。またも赦免のチャンスを逃すまいと意気揚々とする昌幸。あれ…2年前とデジャヴ…。結果は…

 

やっぱり家康拒否。ついでに秀忠も拒否。

 

家康も昌幸を許すつもりはないのでしょう。「死ぬまで」九度山にいろって行ってますしね。さらに、秀忠も上田攻めで手こずって関ヶ原遅れたとか恥ずかしいことが起きてるわけだし、許す気がさらさらないのでしょう。

 

という流れをコントのように描いていて、物悲しいシーンのはずなのにどこか面白かった。まさに三谷節!

 

立派な秀頼、だからこそ豊臣をつぶそうと決意する家康

清正の提案で秀頼(中川大志)と家康は二条城で会うことになりました。秀頼はまあ体操立派な青年になっていて…

 

「豊臣の…秀頼である!」

 

って言ったとき、久しぶりに秀吉(小日向文世)のテーマ(音楽)が流れたのですよね。懐かしさと共にうおおお豊臣が戻ってきた!って感じがしました。豊臣の家臣とはいえ天下人になっていた家康も、思わず頭を下げてしまうほど立派な青年でした。

 

しかし、立派だったからこそ取りつぶそうと豊臣が滅ぼされてしまった、というこれまた切ない話です。

 

偉大な戦国武将、真田昌幸が死んだ

今回はやはり昌幸の変化していく姿が切なかったですね。九度山村に住む住人達が昌幸に戦の指南を願い出て、最初は楽しそうに語っていたのですが、途中でやめてしまいました。何かを悟ったようで、ぷつんと糸が切れたようで悲しかったですね。

 

しかし、孫がバカにされたと落ち込んでいるときにはケンカの必勝法を教えたり、戦が楽しくて仕方ないという昌幸の姿もありました。

 

そしてこの10年の間に兵法奥義をコツコツと書きため、信繁に託しました。自分にできるのか不安だという信繁に、兵はかたまりではなく一人一人の思いがあると真理を伝えます。

 

あとはやっぱり信濃に帰りたかったんだろうな。死期を悟ってそんなことを言ってましたしね。最後は「親方様!」と叫び、絶命。武田信玄の家臣だという気持ちが今までもずっと心のなかにあったのでしょう。

 

また、有働さんの「死んだ」っていうナレーションの声が迫力あって良かったです。

 

草刈さんは本当に素晴らしかったです。自身は真田太平記で共演して昌幸を演じていた丹波哲郎さんを思うことがあったそうですが、今後は草刈さんの昌幸も思いながら演じられることになるのでしょうね。

 

次回「歳月」予告がいろいろあって…何が起きるんだ!?

  • 信繁の側室(ルソンに行ってた)たか再登場で春ちゃん暗黒化!?
  • 信之「全部こんな感じか?」信繁「全部こんな感じです」なんのこと!
  • 信繁のもとに来る運命の使者って誰よ!

 

以上3本でお届けします~。って、来週は歳月が経つことでいろんなことに変化が訪れた、ということを描く模様。信繁が本気になる(燃える)ところも早く見たいですね。来週も楽しみです。

「昌幸」の最期は真田丸 完全版 第四集に収録してあります。

 

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