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【大河ドラマ】真田丸 第45回「完封」感想 幸村の日本一の兵っぷりが格好良すぎる!

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「黙れ小童!」が流行語にノミネートされていないというニュースを受け、そういえば忘れていたaoikaraです。時期が早すぎたのでしょうか…いや、びっくりぽんはノミネートされていますしね。残念でした。

 

というわけで本日のテーマは…

 

真田丸 第45回「完封」感想

 

です。今回は長くなりそうです。

 いよいよ真田丸での戦いが幕を開けた

幸村(堺雅人)が大阪城の南側に出城・真田丸に脅威を抱く家康(内野聖陽)。徳川の軍には信之(大泉洋)の息子たちや上杉景勝(遠藤憲一)の姿もあった。徳川が豊臣に攻め入り、いよいよ真田丸での戦いも始まるー。

 

というストーリーでした。

 

今週の面白かったシーン

 

 

内通者は案の定…あいつだ!

あまりにもちょうど良く徳川の軍が攻めてくるので、内通者がいるのではないかと疑う幸村。そこで呼び出したのは有楽斎(井上順)。情報をちょちょいと伝えたら、すぐに罠に引っかかって…。

 

怪しいと思ってたけど、本当に有楽斎が徳川に通じてたのね。頑なに籠城を主張していたのにも頷けます。勝てる可能性を少しでも減らしたかったのでしょうね。この人この先どうなるのかしら。

 

弟を思う兄、許せない嫁、夫を思う元妻、二度と妻を失いたくない夫

信之と小松姫

福島正則からの「豊臣方に兵糧を送りたい」という提案を断った信之でしたが、内心では幸村のためになんとかしてやりたいと思っていました。しかし、小松姫(吉田羊)にご厚誼に背くことになると厳しく叱咤されてしまいます。信之しょんぼり。

 

信之とおこう

そこへおこうさん(長野里美)がやってきて「蔵にそばが…」と兵糧の量を伝えてくれます。なんてできる女なの!おそらく小松姫に隠れて九度山にそばを送ってくれたのもおこうさんなのでしょうね。

 

とはいえ「またそばか…」という幸村の顔も想像できてしまって、なんともうれしくもおかしくてクスッと笑ってしまうようなシーンでした。すごくお兄ちゃんっぽいですよね。

 

幸村と春

昔の戦で嫁(黒木華)を亡くした幸村はまた妻を失うことを恐れています。何かしたいという春(松岡茉優)に「決してならぬ」と断るのです。

 

頑なになりながらも、受け入れる春。戦の前に穏やかに話す二人は素敵な夫婦になったものですね。きりちゃんが傍から見ているのがちょっぴり切ないですが…。

 

狸か鬼か…上杉を苦しめる家康

真田丸がかなりやっかいな出城であることに苛立ちを隠せない家康。そこへ景勝と直江兼続(村上新悟)を呼び出します。

 

家康「先の戦ではたてついてくれたのう」
兼続「まだその話を蒸し返されますか?」
家康「120万石から…ん~?何万石であったかのう」景勝「…30万石でござる」

 

とまあ、冒頭からいじめるいじめる。さらに、厄介な真田丸を討ってくれと命じるのです。つまり幸村を倒せと。上杉は真田と親しいのだから、それくらいしないと信頼できぬとな。まさにゲスの極み!鬼畜の所行!

 

さらに、家康は信之の息子たち、つまり幸村の甥っ子たちにも真田丸を攻めるのに加われと命令します。そこで佐助(藤井隆)を通じて幸村にそのことが伝わるのです。その前に手を打とうと策を立てるのでした。

 

真田丸の戦いが始まった!

かつての源二郎を思わせる、大助の高砂

その昔、源二郎がまだ若かりしときにあった上田での徳川との合戦。源二郎は旗を振って高砂を謡って徳川の軍を挑発しました。あのときの戦いの爽快っぷりと言ったら…懐かしいですね。

 

かつては自分が受けた仕事を、自分の息子・大助(浦上晟周)に託した幸村。大助も高砂を立派にこなしました。親子二人の姿が重なって、すごく良いシーンでした。

 

挑発に乗ってきた徳川の軍勢は一気に押し寄せてきます。手柄を立てたいと我こそは我こそはと先を急ぎます。これに家康は動揺。命令していない兵が勝手に出て行ったのですから当然です。

 

面白いように策が当たる!

まずは大阪城内で爆発音を鳴らし、内乱が起きたと相手に勘違いさせて敵を勢いづかせます。己が己がとやってくる徳川勢。

 

その姿を見ていた木村重成(白石隼也)に、幸村は「忘れるな。敵をひとつの塊と思ってはならぬ。所詮、人の集まりじゃ」と伝えます。重成の心の中では「うわーこの人超かっけええ」ってなってるでしょうが、父親からの言葉なんですよね。まあ、そのハッタリこそ真田の家風!

 

真田丸にたどり着くまでが崖になっていて、相当時間がかかる。ここで体力を奪います。そして塀にたどりつきそうになったところに鉄砲を放つ!さらに近づいた敵には石を落とす。一人たりとも塀の中にさえたどり着けません。

 

途中で多少のトラブルはありましたが、毛利勝永(岡本健一)がバキューンと一発弾いたおかげで士気も戻り、敵を圧倒します。みるみるうちに敵は退散していくのです。

 

終わったと思うじゃん?まだまだ挟み撃ち!

幸村は仕上げと称して、戻ろうとする敵を挟み撃ちにします。もはや敵に逃げ場はありません。一人も本陣へ帰さない勢いで戦います。赤備えの鎧で待ち受ける真田は本当にカッコイイですね。

 

「我こそはぁ、真田左衛門佐幸村ぁ!」

 

と名乗る幸村は本当に爽快でした。戦国武将の目をしていて、ぞくぞくしました。まさに完封!

 

思わず親方様も叫ぶ!

そんな幸村の姿を見た親方様こと景勝は…

 

「真田ぁ、左衛門佐え、幸村ああああ!!!にっぽんいちのおおお、つわものおおおおお!!!」

 

と叫びます。そりゃあ息子のように思ってたし、戦わなければならないことに気を病んでいたのでしょう。成長した姿を見てうれしくなったのでしょう。良い人ですね。結果、幸村は甥っ子や上杉と戦うことなく勝利を収めたのでした。

 

戦の後は…本音がポロリ

勝ちどきをあげて意気揚々となる豊臣勢。幸村は息子の大助によくやった!と言葉にはしないものの、思い切りわしゃわしゃ~っとします。この表現も良かったですね。気持ちがこもっていて。大助も良い笑顔でした。

 

しばし、一人でみんなを眺める幸村。そこに木村重成が近づき、「天下の名将・真田左衛門佐殿の采配、己が目で見ることができ、これほどうれしいことはありませぬ!」と興奮を隠しきれない様子で語ります。しかし、そんな重成にこっそりと幸村は伝えるのです。

 

「実はかような大戦、私も初めてなのだ

 

と。「えっ」となる重成。「心の臓から口から飛び出そうであった」と伝えられながらも、重成はどこかうれしそう。幸村が重成に心を開いたからこそ出た言葉なのでしょうね。

 

家康は激おこ!また真田かよ状態

秀忠の「大敗じゃ!」に爆笑。言わなくてもわかることをわざわざ言うというね。将軍としては仕事をそれなりにこなしているけれど、戦は上田合戦だけだしアホの子になるのは仕方がありません。

 

家康は「また真田か」って腹が立つでしょうねえ。ブラタモリ真田丸スペシャル見たときに知りましたが、家康はその後に真田丸を跡形もなくぶっ壊したらしいです。真田への恨みが強くなったでしょうね。

 

そのほか、良かった小ネタシーン

  • 後藤「戦の仕方を教えてやるよ」と木村重成に伝える姿は最高に格好良かった。戦国武将だなぁ。
  • 与八が戦ではなく料理場にかり出されていたシーン、幸村がしてあげたというのが良いですね。家臣を思う気持ちがちゃんとあるのが真田の良さ。だから下の者がついてくるのでしょう。
  • 茶々の鎧姿、宝塚みたいでステキ!ただし、あの場では相当空気読めない扱いでしょうね。のんきすぎます。
  • 幸村が井伊家のことについて「向こうにもここに至るまでの物語があるのだろうな」と言ったシーン、来年の大河ドラマを意識してますよね!ニクい演出だなぁ。

 

次回「砲弾」家康が攻める

真田丸を攻めあぐねている家康は、幸村を調略しようと試みる。一方、秀頼は有楽斎から強く進められて和睦を決意するが、幸村は止める。さらに、家康がイギリスから仕入れた大砲が大阪城に向けて放たれるー。

 

次の話も波瀾万丈ですね。というか、ここまでなんですよね。豊臣方が楽しいのは。幸村はもっと賢く、豊臣のためを思い、家康の思い通りにならないように動いたはずです。しかし、それが叶わなかったのだと思うと、見てもいない今から切ないです。

 

家康は決して戦だけで攻めるわけではなく、人の心を攻める。だてに天下人になった男ではありません。その恐ろしさも見られることでしょう。

 

長くなってしまいましたが今回は以上です。もうすぐ終わりますね、一年も真田丸も。

 

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